1991-03-06 第120回国会 衆議院 建設委員会 第5号
いわゆる土地区画整理をして、この農住組合はそれをしていくことそのことがもう目的で終わってしまっていて、自分たちが地域の都市計画とマッチングをさせて社会に寄与するんだということではなくして、自分たちの土地を宅地供給をして自分たちが農業と借家業というのですか、そういうことへの転換だけが目的のような形で、地域の人からそのことの歓迎を受けないというのか、自分たちの営利のためだけに何かうまく制度を利用しただけだ
いわゆる土地区画整理をして、この農住組合はそれをしていくことそのことがもう目的で終わってしまっていて、自分たちが地域の都市計画とマッチングをさせて社会に寄与するんだということではなくして、自分たちの土地を宅地供給をして自分たちが農業と借家業というのですか、そういうことへの転換だけが目的のような形で、地域の人からそのことの歓迎を受けないというのか、自分たちの営利のためだけに何かうまく制度を利用しただけだ
確かに借家業という、家主として家賃取り立ての営業をやる、こういうことならば、確かに大臣のおっしゃるような、貸し家業をやるならそういうふうなことにはなる。大体が貸し家業なんだ。それで、この政府の出資というのは、地方公共団体と国とが同額の出資をするということになっているのですよ。だから、これは明らかに政府関係機関である。
○横川正市君 国でやって——私どもは何も、第三者の請負者にもうけさせたり、借家業をやっている者に金をもうけさすということで計算しているわけではない。あなたのところが局舎を建てたらどうなるかということを計算しておる。だから、そういうよけいな説明は必要ないと私は思う。少なくとも、年次計画で八ヵ年計画を遂行する計算は、あなたのほうでは、単価幾ら、金利幾らで計算して、ちゃんと出ているわけでしょう。
特に家賃の値上げ等につきましても、いろいろな制限がございまして、そして借家は、昔は投資事業として相当採算がとれたのですけれども、最近はもう家を貸してしまうと、なかなか採算がとれないということで、借家業というようなものがだんだん少くなってきておる傾向があると思います。
大体この二十五万戸からの家屋の中で、民間資本による借家、いわば昔は借家業というものがありまして、家を建ててその家賃で生活をしておる職業というものがあった。そういう職業は、今日の金利の高い、また借家の性格からいってなかなかできないことだと思いますが、それを職業にする、しないは別といたしまして、借家として建てられるものはその中の何戸くらいになるでしょうか。
國営住宅問題につきましても、私どもは多年考えておるところでありまして、個々に借家業を営ます人々にこれを任しておくよりも、國家がこれを取上げまして、住宅の公営政策を積極的に行いたいということを考えておるのであります。この点におきまして田口君が、國営住宅問題—國家が國民の住宅を積極的に取上げて、その改善をはかりたいという御意見を述べられたことに対しましては、深く感謝いたしたいと思います。